
BodyDyn/ボディダイナ
モーションキャプチャ & フォースプレート 動作解析ソフトウェア


動作解析ソフトBodyDynとは
BodyDynは、モーションキャプチャ・フォースプレートのデータを、欠損補完・平滑化を含む前処理から、逆動力学計算・可視化まで一気通貫で実行できる動作解析ソフトウエアです。
複雑な設定やスクリプト作成を必要とせず、 誰が使っても同じ手順・同じ結果を得やすい再現性の高い解析を実現します。
研究室でも現場でも、「すぐに使える動作解析」を提供できることがBodyDyn の特徴です。
バイオメカニクス解析の課題
・欠損データ補完やフィルタリング設定によって、結果が変わる
・前処理を含んで、解析ステップに設定が多く時間がかかる
・操作者によって解析結果がバラつく(解析手順が統一されていない)
・解析ソフトの操作が複雑で習熟に時間がかかる
・スクリプト作成が必要な場合があり、学生には扱いづらい
・学会発表用の図表作成に手間がかかる
・研究テーマごとに解析パイプラインが分断されている
BodyDynが提供する動作解析の効率化
・欠損データ補完の自動化
→同一セグメント上の複数マーカーからセグメント座標系を推定し、欠損マーカー位置を逆推定する高精度補完を実行します。線形補間では再現できない自然な軌跡を復元できます。
・平滑化(ローパスフィルタ)の自動パラメータ決定
→内部アルゴリズムが適切なカットオフ周波数を自動選択。操作者によらず統一されたフィルタリング品質を確保できます。
・統一された解析プロセス
→ 前処理~逆動力学~可視化までを一貫処理。解析段階での判断や調整が最小限になり、操作者による結果のばらつきが起きにくくなります。
・少ない操作ステップで完了する高速ワークフロー
→ データを読み込むだけで解析が完了。作業時間を大幅に短縮します。
・低学習コスト
→ 学生でもすぐ扱えるUI。解析品質を統一できます。
・研究と現場の橋渡し
→ 研究レベルの解析を、リハビリテーション、製品開発、スポーツ現場、教育、産業応用など、幅広い分野で実用的なスピードで提供します。
解析できる項目・バイオメカニクス解析
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関節角度
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関節モーメント
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関節反力
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身体セグメント座標系
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身体セグメント質量中心位置
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身体セグメント速度
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身体セグメント加速度
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身体セグメント角速度
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身体セグメント角加速度
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身体セグメントオイラー角
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身体セグメント回転行列
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ダイナミクスデータ
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時系波形による可視化
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骨格モデルによる3D可視化
BodyDyn解析での対応機器やフォーマットなど:
対応モーションキャプチャ :VIcon/Qualisys/Optitrack/NOKOV など
対応マーカセット :Plug in Gait
対応フォースプレート・外力:Bertec/Kistler/AMTIフォースプレート、6軸力覚センサなど
対応データフォーマット :C3D、 CSV
<フォースプレート・外力データの、主要な注意事項>
・フォースプレート・外力は、グローバル原点基準でのCoPとなっている必要があります。
・フォースプレート・外力データが複数ある場合、列数を増やし、1枚のCSVファイルにまとめることが必要です。
・右足、左足、右手、左手 など、各セグメントごとにデータをまとめることが必要です。
・モーションキャプチャと、フォースプレートのデータサンプリングは等倍になっている必要があります
【対象とする研究・評価領域】
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バイオメカニクス・スポーツ科学研究(歩行分析、運動パフォーマンス評価など)
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医療・リハビリテーション研究(臨床動作解析、運動機能障害のメカニズム解明など)
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人間工学・HMI(高度認知・操作性)評価研究(自動車・モビリティの操作性評価、製品開発におけるエルゴノミクス検証など)
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労働衛生・作業負担定量化研究(製造・物流現場における身体負荷のバイオメカニクス評価など)
企業様における、
人間工学・HMI開発・スポーツ・医療分野での、バイオメカニクス解析に関して、受託解析を含めて、対応しております。
ぜひ、ご相談ください
動作解析ソフトウエアの比較
BodyDyn
主用途:素早い解析と可視化
導入の軽さ:◎(簡単な設定項目)
操作性:◎(直感的なUI)
必要な専門知識:少ない
解析の深さ:PoC~実用レベル
欠損データ補完:◎(セグメント座標系ベースの自動高精度補完)
フィルタリング:◎(オートチューニング)
再現性:◎(前処理~解析まで自動化)
筋骨格モデル:非対応
高度な逆動力学:基本的な関節モーメント推定に対応(受託可)
現場対応:◎(現場ですぐに使える)
価格帯:低~中(エントリー版¥198,000~)
他社解析ソフトA
主用途:研究者向け
導入の軽さ:△
操作性:△
必要な専門知識:中程度
解析の深さ:高(高度研究レベル)
欠損データ補完:〇(線形・スプラインなど基本的な補完機能)
フィルタリング:〇(手動、柔軟に可能)
再現性:△(手順が多く差が出やすい)
筋骨格モデル:非対応
高度な逆動力学:高度なカスタム解析
現場対応:△(現場利用には不向き)
価格帯:中~高
他社解析ソフトB
主用途:筋骨格モデルによる高度解析
導入の軽さ:×(重い)
操作性:×(重い)
必要な専門知識:高い
解析の深さ:最高(筋骨格レベル)
欠損データ補完:△(外部処理前提)
フィルタリング:〇(手動、柔軟に可能)
再現性:△(モデル構築の自由度が高く差が出やすい)
筋骨格モデル:対応
高度な逆動力学:カスタマイズしての詳細解析に対応
現場対応:×(現場利用には不向き)
価格帯:高
BodyDyn の立ち位置:標準化された高速解析を重視する理由
BodyDyn は、動作解析で避けられない “個体差・環境差・条件差” に左右されず、解析段階の手順を標準化することで再現性を高める設計です。 また、データを読み込むだけで解析が完了するため、操作ステップが少なく、現場でも研究でも素早く結果を得られることが特徴です。
高度なカスタム解析や筋骨格モデル解析とは異なり、標準化されたワークフローで“すぐに使える解析”を提供することが BodyDyn の強みです。
一方で、高度なカスタム解析が必要な場合には、 受託解析なども含めて検討が可能です。ご相談ください。
BodyDynについての文献
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Sentong Wang, Kazunori Hase, Susumu Ota, A computationally efficient lower limb finite element musculoskeletal framework directly driven solely by inertial measurement unit sensors, Journal of Biomechanical Engineering, 144(5), 051011, 2022
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Sentong Wang, Yunan Cai, Kazunori Hase, Kazuo Uchida, Daisuke Kondo, Tsuguya Saito, Susumu Ota, Estimation of knee joint angles during gait cycle using inertial measurement unit sensors: a method of sensors-to-clinical bone calibration on the lower limb skeletal model, Journal of Biomechanical Science and Engineering, 17(1), 21-00196, 2022
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Sentong Wang, Kazunori Hase, Susumu Ota, Development of a lower limb finite element musculoskeletal gait simulation framework driven solely by inertial measurement unit sensors, Biomechanics, 1(3), 293-306, 2021
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蔡宇南,長谷和徳,王森彤,慣性センサを用いた臨床座標系基準の膝関節角度測定,日本機械学会関東支部第27期総会・講演会,2021年3月
BodyDyn導入予算価格帯
フルボディライセンス
□ ~20万円台
□ ~50万円台
☑ ~100万円前後
□ ~200万円前後
□ 200万円台~
アカデミックライセンス
□ ~20万円台
☑ ~50万円台
□ ~100万円前後
□ ~200万円前後
□ 200万円台~
エントリーライセンス ¥198,000(税別)
※エントリーライセンス:下肢の解析のみに特化、機能に制限があります
FAQ
Q1. BodyDynはどのようなデータに対応していますか?
A. モーションキャプチャおよびフォースプレートデータなどに対応しています。
Vicon / Qualisys / OptiTrack / NOKOV など主要システムのC3Dに対応し、前処理後のCSVデータも読み込めます。
Q2. 前処理(ギャップフィル・フィルタリング)は必要ですか?
A. いいえ。BodyDyn内部で欠損補完と平滑化を自動実行します。
マーカーラベリングなど、このほか必要な前処理や、特殊な処理があれば、
Vicon Nexus / QTM / Motive などの外部ソフトで行ってください。
Q3. BodyDyn単体でできないことはありますか?
A. 以下の処理はBodyDynでは行えません。
マーカーラベリング、モデルのカスタム構築、複雑なスクリプト解析、リアルタイム解析(ライブ解析)
Q4. 解析できる項目は何ですか?
A. キネマティクス・キネティクスの標準指標を高速に可視化できます。
関節角度、関節モーメント、セグメント姿勢、ダイナミクスデータ時系列可視化、骨格モデル3D可視化
Q5. 誰が操作しても同じ結果になりますか?
A. はい。BodyDyn は計測データを 統一された解析手順 で処理するため、解析段階での操作者によるばらつきが起きにくい設計です。
Q6. 解析にどれくらい時間がかかりますか?
A. マーカーラベルの対応、身長、体重の入力など、必要最小限の設定だけで解析が完了するため、数分以内に結果が得られます。
Q7. Muskejoとの違いは何ですか?
A. Muskejoは膝関節部の軟組織を含む“高度な筋骨格解析”に特化し、受託解析となります。
Q8. どのような領域で使われていますか?
A. バイオメカニクス、リハビリテーション、スポーツ科学、歩行分析など幅広い研究で活用できます。
Q9. 導入に必要なPCスペックはありますか?
A. 一般的な研究室PCで動作します。 GPUを必要とせず、軽量な環境で高速に解析できます。
東京都立大学発ベンチャー
HumTec(ヒュームテック)

東京都立大学博士(工学)、現在、弘前大学・助教、東京都立大学・客員研究員を兼担。関節の生体力学分析の研究に従事。日本機械学会、臨床バイオメカニクス学会、IEEE EMB Societyなどの会員。

慶応義塾大学博士(工学)、現在、東京都立大学・教授を兼担。身体運動の生体力学分析の研究に従事。日本機械学会、日本ロボット学会、日本人間工学会、バイオメカニズム学会、臨床バイオメカニクス学会などの会員。

